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2007年06月12日(火)更新

明大生との一問百答の回答

こんにちは。土建屋魂 ボスこと 北山大志郎です。
今日の明大生さんのご質問 私が以前から考えていることの一つです。

質問の内容として

<質問>────────────────────────────

企業が利益を追求することは当然と思いますが、昨今起きている
企業不祥事を見ていると、利益を過度に、あるいは容易に求める
体質に原因があるように感じています。
みなさまは、企業の過剰な利益追求について、どう思われますか。

                        (明治大学商学部 名越蔵人さん)
              
────────────────────────────────

まず、利益を考える前に、商品の価格に関して考える必要があります。

いつも目にしている 値段の価値でもある
「価格」

これって、本当に適正なのでしょうか?

あなたが、ある商品を手にして
「安い」 「高い」を感じることはあると思うんです。


問題は、企業が自分で価格を設定できるまで
サービスを提供できているかどうかなのです。

私は、価格なんぞ あってないようなもの。
そう考えています。

過度の利益追求の前に
企業は、サービスの向上に伴った価格設定をしないと
いけないと考えます。

私達、公共土木の受注体制は 入札なのです。
極端にいえば、自分で自分の価値を高く表現できない業種です。

いいサービスを提供しても、それに見合った価格設定ができないのが現実です。
だからこそ、土建屋魂の組合はその真逆の方向で
自社の強みをサービスに変えさらに、価格設定に持っていける

社内システムを構築したいと考えています。


もちろん利益は必要ですが、利益のまえに
どう社会に貢献できているか、その上での価格設定である必要があると
私は考えます。
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