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2007年06月19日(火)更新

明大生との一問百答の回答

私達 建設会社の現場監督というのは
ある意味 経営者とよく似ているところがあります。

現場監督の別名

現場代理人と呼びます。
これは、社長の代理で現場の総責任者という意味を含み
こういう呼び方をしています。

よく工事看板が道路に掲げていますが
それにもしっかり、この現場代理人使われています。


建設会社はいろんな現場という子会社をいくつも持っていて
その現場単位で利益を創出します。
もちろんそこには、作業員があつまり、一種の会社になっています。

ゆえに、建設業の現場監督さんには経営者のスキルが必要になる
かなりハイレベルの要求される仕事の一つだと考えています。


さて、今日の明大生さんの質問は・・・?

<質問>────────────────────────────

私は現在3年生で就活中なのですが、働きたい仕事のビジョンがまったく
見えません。そこで、質問です。経営者のみなさまは、大学3年生の頃、
働くことについてどんなビジョンをお持ちでしたでしょうか。

                (明治大学商学部3年 市野淳也さん)

────────────────────────────────

参考になるかどうかわかりませんが、私の場合は
ビジョンなんてありませんでした。

正直就職活動もろくにせず、時間だけがどんどん過ぎて
4年の夏になってしまい、さて 何の仕事に就こうか・・・

と思ったとき、絶対に継がないと決めてた土建屋の親父の姿が
浮かんできました。

その姿が払拭できず、

「んなら、ちょっとやってみるかー」
と冒険に出てしまったわけです。

それも、今では運命の巡り会わせで
どんな仕事でもいいとき悪いときがあり

本当に この仕事いいなと思えたのは
それからもっとあとの事でした。

働くビジョンなんて偉そうなことは正直ありませんでした。
バイト バイトでしたから。

私からのアドバイスといえば、何でも経験です。
最初の経験で物事の7割が理解できる。

そう諸先輩方から教えていただきました。
一度経験をして、仕事に振り回されるんではなく
仕事を振り回してやるくらいの意気込みも必要ではないでしょうか
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