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2010年04月28日(水)更新

明大生との一問百答・第194弾について

〈質問〉----------------------------------------------------

これからの日本の先行きが不安です。
私たち学生が、今、日本のためにすべきことは何でしょうか。
また、経営者の皆様でしたら日本のために何を行ないますか?

(明治大学商学部 伊藤淑美さん)
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私は、自分の生活や家族の生活、従業員の生活を
守ることが最大の使命だと思っています。

そのためには地元での発展が大事。

地元が活性化すれば
日本が活性化する。

という流れで毎日仕事をしています。

だから毎日足元みることと
大きく夢を持つことの
両方を同時に行っています。

いわば、現実と理想ですね。
バランスよく行くためにはという考え方をしています。

ただ、学生さんはそこまで考えなくてもいいんではないかな。
大きく理想を持つことですよね。

社会人になれば
いやなこと、汚いこと一杯ありますから
現実は見せ付けられます。

私は、そんなときには大きな理想で
いつもカバーしてきました。

だからこそ、大きな夢を!!


伊藤さんの夢は理想はなんですか?
(逆に質問してしまいます^^)

2010年04月07日(水)更新

ふるさと見張り番オープン

1年以上暖めてきた企画が
4月ようやくサービス開始することができました。

「ふるさと見張り番」です。

私たち公共に関わる建設業者にとって
公共工事の減少は、死活問題で
とはいえど、新規事業を立ち上げるといっても

お役所は、農業進出、介護進出のものを
提案されるのですが

その方向でしかないの?
もっと本業を生かした強みを生かした仕事ってないの?


そんな思いをずっと考え続け
そして、ひとつの答えが自分の中に生まれました。

それがふるさと見張り番です。

私たち公共土木工事をするものにとって
行政区域はとても大事なもので
極端に言えば、地元の行政区域でしか仕事ができない。
(入札に参加できない)

という現実があるため
いざ東京で仕事をするぞといっても

よっぽどのつながりが無い限り皆無に近い。

それが、私たちにとってデメリットでした。
そのデメリットを何とかメリットにできないものか
そういう考えをしてみました。

そうすると、地元のことをよく知っている。
どこでどういう水路が走っていて
どういう管路がある

とか案外地元で仕事をすることでのメリットが見えてきました。

地元のことをよく知っているということ
それは、隣町の方にはまねできないことなのです。

そういうメリットを生かして
次は、お客さんを見つけることをどうしようかと考えました。

地元の仕事だから地元にお客さんを見つけてこないといけない・・・

ただ、土木工事に関しては
民間の仕事ってほとんど皆無に近くて難しい問題でした。

そこで地元のお客さんは地元にしかいないのか?
という疑問。


考え方を変えて、元地元という考え方から
地元出身者という考え方まで広げてみました。

たとえば、福井出身の東京に住んでる方
こういう人は結構いるんじゃないかと・・・


確かにいました。
そして会いに行ったら

大勢の方が、福井(地元いなか)をこよなく愛している方が
多いことに気がつきました。

こういう方をターゲットにしたビジネスももしかして成り立つんじゃないか
そんな思いが生まれました。

そして、1年かけてビジネスパートナーと
ウェブ システムの構築に力を入れ
ようやく今月スタートする形になりました。


小さな挑戦ですが、大きな可能性を感じています。


ふるさと見張り番
http://www.dokenya-navi.jp


みなさんやみなさんのお仲間の中で、

「4月以降公共工事の仕事がない先行きが厳しいなあ」
と思っている建設会社さんがいらしたら、
一度ご紹介していただけると幸いです。

2010年02月27日(土)更新

ご免コウムリタイ

今日の建設専門新聞に掲載されていた記事の内容です。

公共サービスを行政だけでなく、市民、NPO、企業などが一緒になって担っていくという考え方。
鳩山由紀夫首相が2009年10月の所信表明で、これからの日本社会が目指すべき方向性として打ち出した


という記事の内容。

この記事には共感する部分があった。
公共工事という側面でしか
建設会社の価値が問われない部分で
ある意味強みを打ち出すにも

新しい公共への進出も
私たち建設会社が歩むべき一歩かもしれない。

だた、それがどういう形で進んでいくか
取り組んでいくかは未知の世界だけど

今までのように、
もうお役所任せのやり方はご免コウムリタイ

2010年02月22日(月)更新

補助金は慎重に

そろそろ、来年度分の補助金申し込みの時期になりました。

新規事業や新分野に挑戦する人にとっては
非常にありがたい制度です。

ただ補助金は、
方向性を間違えると
補助金のための事業になりかねません。

だから、慎重にその補助金の本質を
見抜かない 補助金に振り回される可能性もあります。

どういうことかというと
100パーセント補助ならいいんですが
半分補助となると
半分は自己資金でまかなわないといけません。

絶対つかうお金じゃないと
逆に余計な費用がかさむときがあります。

だから慎重に行かねばなりませんね。

2010年02月21日(日)更新

人の振り見てわが振りなおせ

今日は両親と地元の真珠やさんに
セールという事でいってきました。

そこで、売り子のお姉さんに
いろいろ質問するのですが

どうも適当な返事で

(あら、この人じゃ売れんわ)

という印象があり
案の定、欲しいなという商品もあったけど
買う気にはなりませんでした。

あんまりこのお姉さんを批判しても仕方ないのですひが
やはり、売り手としてきちんと商品の基礎知識は持って欲しいです。

逆にいえば、自分の商品についても
しっかり基礎知識だけは持っていたいし

知らないことは知らないか
別の担当に変わるとかしないと
やはりそこは、自分が難を逃れたと思っていても
お客さんには見透かされているようです。


まさに
人の振り見てわが振りなおせ
に気づかされました。

2010年02月19日(金)更新

おそるべし^^ 経営者会報ブログ

先日、取材の以来があって
たまたま昨日東京にいたので

そちらにお伺いさせていただいて
取材を受けさせていただきました。

雑誌の取材だったのですが
経営者向けの雑誌です。

最初に記者さんに、私を知るきっかけを教えていただいたのですが
それがこの 「経営者会報ブログ」だったようです。

見てただいていたんですね。

うれしいです。
このブログは、本音で書いているので
その思いが伝わったのが本当にうれしかったです。

その記者さんもすごい気さくで
聞き上手^^(あたりまえか^^)

どんどん思いのたけを話してしまいました。

いい記事にしてくださいね。
楽しみにしております。

2010年02月17日(水)更新

地元を活性化したい みんなに喜んでほしい!

今日は少し夢というか理念を書いてみたい。

ちょっと大げさだけど
「地域のお役に立ちたい」

という気持ちは常日頃あって
でもどう形にすればいいかっていうのが正直見つかりません。

表面的には、公共工事自体が
地元の安全や災害防止に役立っている

という人もいるかも知れないが
まあそんなことは正直当たり前の話で

道路が片側通行で迷惑がられても
みんなのためと思いつつ仕事をこなすことが
本当に、働く側(労働者)にとって社員にとって
うれしいことなのだろうかと

もっと、肌で感じる仕事のうれしさを
創造していくことも経営者の仕事だろうと・・・

だからこそ、もっと地元が活性化できるビジョンを
自分たちが作り出していかないとやっぱ
この先土建屋も生き残れないんじゃないかと思うんです。


だから、今日はおもいきって
地元 美浜町役場 農林水産課に思いをぶつけてきました。

もちろん役所の性質上
即答はもらえなかったけど
お互いの困りごとを聞いてそして少しでもなにか
光る回答もあったので

一緒に解決していける方法をさらに見つけて行けそうでした。

こうやって、経営者が動いて
そして最終的にみんながよくなる
お金はもちろんだけど
やりがいのある仕事
充実した生活

ここをもっともっと作り出す必要があるなと
思った今日でした。


http://www.youtube.com/watch?v=2M08p9leBio&feature=player_embedded

2010年02月16日(火)更新

明大生との一問百答・第184弾について

北山です。
今日は大西さんからのご質問なので
いつもお世話になっていますので
早速書かせていただきます。

<質問>------------------------------

“会社の数字”のなかで、最も重視されているのは、どの数字でしょうか。

(事務局 大西啓之)

----------------------------------

私たち建設会社は、現場の収益が一番重要になります。
ただ、この収益は、つかみにくい傾向にあります。

なぜかというと、施工状況があまりにも
不安定だからです。
具体的にいえば、天候がその大きなものです。
雨が降れば、おのずと最悪 休工(きゅうこう)になりますし
合羽を着ながらの施工ですとやはり生産性は半減します。

となると、トータル的な収益判断をしなければなりません。
一番つかみやすいのは、粗利です。

年間の最低限必要な粗利を
いかに早く達成するかが課題になります。

一方で売り上げとの関係も無視はできませんが
極論をいうと、粗利が達成できれば
売り上げに左右される必要もないというのも現実ですから

とにかく、現時点での粗利を確保する必要があります。

2010年02月11日(木)更新

【明大生との毎週一問百答】第183弾について

<質問>------------------------------

 今の若者に一喝するとしたら、どのようなことを言いたいですか?

                  (明治大学商学部 大石絵美莉さん)

----------------------------------

そうですね。
何にもありませんかな。

厳しい言い方ですが
指示まちは、面白くないですよ^^

仮に一喝してところで
直しても意味はないし

逆にいえば、しかってもらわないと
動けないのも情けない。

とにかく、考え抜く
そして思ったら行動するってことですかね。

自分の人生ですもの。
ひとにあーだこーだと
いわれても楽しくないじゃないですか。

社会に入ると
自分のいやなこともしなきゃいけないし
人に合わせもしなければいけない。

ただ、何でもかんでも
ひとの言う通りじゃつまらんじゃないですか。

良いも
悪いも

自分しだい。

がんばってください

2010年02月11日(木)更新

乾いた雑巾は絞れない

「公共事業の仕事は儲かる」

とよく言われますが
とんでもございません。

何十年も前の話だと思います。

いまは、役所の積算というマジックで
何度も痛い目にあっております。

特段 愚痴を言うわけではないですが
積算マジックにはほとほと泣かされます。

国で決められた
mあたりの単価ですから

と最後には言われますが
根拠付けがきっちりしているようで
そうでもない。

役所特有ですよね。
必ず彼らは逃げ道を作ってある。


積算根拠は、普通作業員が国でいくらって決まってますから
それを元にデータを出してます。

極端に言えば、ガードマンは8000円です
といわれても、実際にそんな値段で誰も来ないのだ。

こっちは、持ち出してやるしかない。

だからどうだってことはないのですが
さらに我々建設会社は

きっちりして行かなければならないのです。

ただ、乾いた雑巾は絞れないんですけどね^^
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会社概要

1)建設業に関するコンサルタント業務 2)建設業に関するイベント企画・運営 3)コンピュータのアプリケーションソフトウェアーの開発及び販売 4)今ぴゅ田のハードウェアの仕入れ及び販売の業務 5)インターネット用ホームページの作成業務

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個人プロフィール

福井県美浜町で土建屋を営んでいます。小さな土建屋ですが、全国の土建屋経営者を集めて「土建屋魂LLP]を立ち上げています。公共事業の工事数が少なくなってきている状況の中、どう生き延びていくか、どう生き残っていくかを毎日模索しております。

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