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2010年04月07日(水)更新

ふるさと見張り番オープン

1年以上暖めてきた企画が
4月ようやくサービス開始することができました。

「ふるさと見張り番」です。

私たち公共に関わる建設業者にとって
公共工事の減少は、死活問題で
とはいえど、新規事業を立ち上げるといっても

お役所は、農業進出、介護進出のものを
提案されるのですが

その方向でしかないの?
もっと本業を生かした強みを生かした仕事ってないの?


そんな思いをずっと考え続け
そして、ひとつの答えが自分の中に生まれました。

それがふるさと見張り番です。

私たち公共土木工事をするものにとって
行政区域はとても大事なもので
極端に言えば、地元の行政区域でしか仕事ができない。
(入札に参加できない)

という現実があるため
いざ東京で仕事をするぞといっても

よっぽどのつながりが無い限り皆無に近い。

それが、私たちにとってデメリットでした。
そのデメリットを何とかメリットにできないものか
そういう考えをしてみました。

そうすると、地元のことをよく知っている。
どこでどういう水路が走っていて
どういう管路がある

とか案外地元で仕事をすることでのメリットが見えてきました。

地元のことをよく知っているということ
それは、隣町の方にはまねできないことなのです。

そういうメリットを生かして
次は、お客さんを見つけることをどうしようかと考えました。

地元の仕事だから地元にお客さんを見つけてこないといけない・・・

ただ、土木工事に関しては
民間の仕事ってほとんど皆無に近くて難しい問題でした。

そこで地元のお客さんは地元にしかいないのか?
という疑問。


考え方を変えて、元地元という考え方から
地元出身者という考え方まで広げてみました。

たとえば、福井出身の東京に住んでる方
こういう人は結構いるんじゃないかと・・・


確かにいました。
そして会いに行ったら

大勢の方が、福井(地元いなか)をこよなく愛している方が
多いことに気がつきました。

こういう方をターゲットにしたビジネスももしかして成り立つんじゃないか
そんな思いが生まれました。

そして、1年かけてビジネスパートナーと
ウェブ システムの構築に力を入れ
ようやく今月スタートする形になりました。


小さな挑戦ですが、大きな可能性を感じています。


ふるさと見張り番
http://www.dokenya-navi.jp


みなさんやみなさんのお仲間の中で、

「4月以降公共工事の仕事がない先行きが厳しいなあ」
と思っている建設会社さんがいらしたら、
一度ご紹介していただけると幸いです。
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