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2007年07月17日(火)更新

明大生さんの質問

<質問>────────────────────────────

経営者のみなさまにとって、「良い会社」、「悪い会社」ってどんな
会社でしょうか。また、その判断基準はどこに置いていらっしゃいま
すか。
                   (明大商学部 山崎優さん)
                    
────────────────────────────────


判断基準をどこにおくかということでしょうが
あくまでも、個人的な意見で。

1) 経営者の方向性が明確であること
2) 社員がその方向性を理解して働いているか

その2点ですね。

もっと簡単に言ってしまえば、社員の振る舞いをみれば
その会社がよいか悪いかが一目瞭然ですね。

社員の印象がよければ、おのずと経営者の顔も見えてきます。

だから私は 会社は人だと思っています。

2007年06月19日(火)更新

明大生との一問百答の回答

私達 建設会社の現場監督というのは
ある意味 経営者とよく似ているところがあります。

現場監督の別名

現場代理人と呼びます。
これは、社長の代理で現場の総責任者という意味を含み
こういう呼び方をしています。

よく工事看板が道路に掲げていますが
それにもしっかり、この現場代理人使われています。


建設会社はいろんな現場という子会社をいくつも持っていて
その現場単位で利益を創出します。
もちろんそこには、作業員があつまり、一種の会社になっています。

ゆえに、建設業の現場監督さんには経営者のスキルが必要になる
かなりハイレベルの要求される仕事の一つだと考えています。


さて、今日の明大生さんの質問は・・・?

<質問>────────────────────────────

私は現在3年生で就活中なのですが、働きたい仕事のビジョンがまったく
見えません。そこで、質問です。経営者のみなさまは、大学3年生の頃、
働くことについてどんなビジョンをお持ちでしたでしょうか。

                (明治大学商学部3年 市野淳也さん)

────────────────────────────────

参考になるかどうかわかりませんが、私の場合は
ビジョンなんてありませんでした。

正直就職活動もろくにせず、時間だけがどんどん過ぎて
4年の夏になってしまい、さて 何の仕事に就こうか・・・

と思ったとき、絶対に継がないと決めてた土建屋の親父の姿が
浮かんできました。

その姿が払拭できず、

「んなら、ちょっとやってみるかー」
と冒険に出てしまったわけです。

それも、今では運命の巡り会わせで
どんな仕事でもいいとき悪いときがあり

本当に この仕事いいなと思えたのは
それからもっとあとの事でした。

働くビジョンなんて偉そうなことは正直ありませんでした。
バイト バイトでしたから。

私からのアドバイスといえば、何でも経験です。
最初の経験で物事の7割が理解できる。

そう諸先輩方から教えていただきました。
一度経験をして、仕事に振り回されるんではなく
仕事を振り回してやるくらいの意気込みも必要ではないでしょうか

2007年06月18日(月)更新

会員さんのインタビュー

こんばんは。土建屋魂 代表 北山です。

土建屋魂の会員も少しばかりか、増えつつある状況の中で
先日、三重県の会員さんのところに訪問させていただき
さらに、インタビューをしてきました。

今がんばっている状況を、他の会員さんにも少しでも
伝わるようにと、動画形式でインタビュー

残念ながら、ここではお見せできないのですが
同業者にとってすごく刺激あるインタビューでした。

というのも、雑誌や本にある著名人のインタビューとは違って
普通にある普通の土建屋経営者のインタビュー。

しかし、行っている経営は、誰のためでもない
自分のためにやっている経営方法。

それが、いろんなアイディアと工夫そして、日々のコツコツさ
これが、少しずつ会社を変えていっている。

まさに、土建屋経営者の一番刺激になる
実例って、本当にネット上でなければ実現しないもの。


有名でなければインタビューを受けられない
著名でなければ、人から評価されない。
(評価されることが よいとも思わないけど)

そういう時代ではなく、このブログでもそうだけど
一般の普通の人が一番実は、すごかったりする。

まさにそれを、見つけてしまったのだ。


これからも、続けて行きたいひとつの企画だ。

2007年06月12日(火)更新

明大生との一問百答の回答

こんにちは。土建屋魂 ボスこと 北山大志郎です。
今日の明大生さんのご質問 私が以前から考えていることの一つです。

質問の内容として

<質問>────────────────────────────

企業が利益を追求することは当然と思いますが、昨今起きている
企業不祥事を見ていると、利益を過度に、あるいは容易に求める
体質に原因があるように感じています。
みなさまは、企業の過剰な利益追求について、どう思われますか。

                        (明治大学商学部 名越蔵人さん)
              
────────────────────────────────

まず、利益を考える前に、商品の価格に関して考える必要があります。

いつも目にしている 値段の価値でもある
「価格」

これって、本当に適正なのでしょうか?

あなたが、ある商品を手にして
「安い」 「高い」を感じることはあると思うんです。


問題は、企業が自分で価格を設定できるまで
サービスを提供できているかどうかなのです。

私は、価格なんぞ あってないようなもの。
そう考えています。

過度の利益追求の前に
企業は、サービスの向上に伴った価格設定をしないと
いけないと考えます。

私達、公共土木の受注体制は 入札なのです。
極端にいえば、自分で自分の価値を高く表現できない業種です。

いいサービスを提供しても、それに見合った価格設定ができないのが現実です。
だからこそ、土建屋魂の組合はその真逆の方向で
自社の強みをサービスに変えさらに、価格設定に持っていける

社内システムを構築したいと考えています。


もちろん利益は必要ですが、利益のまえに
どう社会に貢献できているか、その上での価格設定である必要があると
私は考えます。

2007年06月05日(火)更新

明大生との一問百答の回答

みなさま、こんばんは。

土建屋魂代表 ボスこと北山です。
最近、当組合の入会希望者がの増加が著しく増えています。
ありがたいことです。

逆に言えば、厳しい受注環境になりつつあるのでしょうね。
地域で生きる小さな土建屋に必要なのは

他地域での活躍している同業者ですね。
この経営者ブログもそうですが、がんばってる経営者に
会社の規模など関係ないと思ってます。

小さい会社は、何でもやらなければならないし
大きな会社は、統制が取りづらい

いろんな問題を抱えながらみんな乗り越えているんですよね。
土建屋魂の経営者ブログのみなさんにも
ボスは 情熱と魂を感じておる次第です。


さて、本題にすすみましょうか

今日の質問は
<質問>────────────────────────────

もし、自社と全く同じような規模で全く同じような事業内容の
競合他社ができた場合、どうされますか。
              (立教大学社会学部4年 内藤傑さん)
              
────────────────────────────────

うちの場合は2つ考えられて
1、土建屋魂のような組合という競合
2、土建屋としての会社としての競合
どちらも、基本的にはウェルカムですね。

1、の組合に関しては、正直こういった小さな会社が主として
行っている、全国規模の集まりはあるにはあるのですが
刺激のないものばかりですね。

集客のためや、お付き合いの形でしか動かないため
正直、ただの集まりでしかありませんね。
土建屋魂は、そんな連中には負ける気がしないんですよね。

だからこそ、どんどんいらっしゃいですね。

2、の場合もよく似てて
土建屋として、公共に携わる企業としてうちの会社は
ちょっと方向性を変えています。
みんな同じ工事同じ工法でやる同業他社は、強みがほとんどない。

うちも、そんな強烈な強みはないのですが
いま、じっくり土建屋魂を通じてそれを育てていく
教育していくという段階に入っています。

もちろん、時代とマッチしたものでなければ
きっと儲からないのでしょうが、基本軸がずれていなければ
大丈夫だと確信しています。

その内容は、まだいえないのですが 確実に新規の会社さんでは
まねできない土建屋スタイルになるでしょうね。

本にしたら売れそうですが^^


とにかく、ボス自身 半歩以上先に行ってる感覚があるので
いまから、同じことをはじめても負ける気はしませんね。

営業年数が長ければいい訳でもないのですが
既存ではない、どちらかといえば逆方向の道を長い時間かけて
みつけることが大事だと考えてます。


質問とはかけ離れるかもしれませんが
新規で立ち上げた会社が ビビルほど先に行ってしまえば
いいのです。


PS.経営者ブログ編集者様
 ブログピックアップとして
 当組合のブログを取り上げていただきありがとうございます。

 好き勝手なこと書いていますが、熱い思いはみなさまに負けないくらいあるつもりです。

 これからも、ぜひ土建屋魂宜しくお願いいたします。
 (出版企画など考えています。また相談に乗ってください^^)

2007年05月30日(水)更新

明大生 一問百答について

こんばんは。土建屋魂代表 ボスこと きたやまです。

先週の土曜 日曜日に大分で
ボスも取締役になっている
原価管理ソフト ミヤシステムのユーザーを集めた

「ミヤシス サミット2007」を開催しました。
全国から総勢80人を大分別府に集合しました。

もちろん、土建屋魂会員も集合して
これからの土建屋の方向性をもう一度再確認する
いいきっかけになりました。


さて、明大生の一問百答についてですが

<質問>────────────────────────────

経営者になられて、この世に一番残したいものは
どのようなものですか。また、その理由についても教えてください。
                       (立教大学社会学部4年 内藤傑さん)
              
────────────────────────────────

残したいものですか。
私の場合、経営者という立場もありますが
土建屋魂という全国の経営者を集めている組合を持ってるため

この組合を通じて、ノウハウを生み出すシステムを残したいですね。

少し大げさですが、中小零細土木企業って
下請けでしかほとんど生計が成り立たない。

しかし、本当は地域を活性化させるために必要なのは
こういった零細企業がどれだけ真面目に
経営に真正面で取り組めるかなんですよね。

それは、人付き合いであったり
教育であったり、地域貢献であったり
施工能力の向上であったり。

出会いから生まれる目先だけでない
もっと大きな副産物を残したいと思っています。

2007年05月15日(火)更新

明大生との一問百答の意見です。

今回のブログも、明大生さんのご質問から

<質問>───────────────────────────

私は大学に入る前に、正社員として3年間働いていました。
経営者として、私のようなイレギュラーな人材を「新卒」として採用
したい、と思われますか。
                 (明治大学商学部 和田亜梨紗さん)

───────────────────────────────

なるほど、なるほど。
大学に入学する前に、社会人として経験があるということですね。

私の勝手な意見を述べさせていいただくと
社会人の経験があるかないかも
大事ですが、その中身でしょうね。

正社員といっても、どういう経験をされているのか
その経験が、大学でどう反映されてくるのか

その一貫性があれば、ぜひ欲しい人材ですね。
自己PRするには、いいチャンスだと思いますね。


しかし、その逆も考えられるのも注意しなければならないです。
というのも、大学の経験とは全く違う職種の方のほうが
習得が早い、吸収力が全く違うというパターンもあります。

下手に知識が先走って、学ぼうとする姿勢がなくなる
新入社員は、経営者としてはあまり採用したくないですね。


いい反面 悪い面どちらも考えられますが
私は、謙虚な気持ちで筋を通して
就職の経験を大学の知識とマッチしたこれからの経験を
積まれることをお勧めいたします。

和田さん
応援していますよ^^/(かんばれ

2007年05月09日(水)更新

明大生との一問百答~私の意見

かなりご無沙汰の書き込みです。

いささか緊張しながらの書き込みでございます。


さて、先日メールをいただきました
明大生様のご質問ですが、私なりの意見を

<質問>───────────────────────────

「尊敬する人は誰ですか?」という質問に、いつも困ってしまいます。
正直、すごい!! と思える人は何人もいるのですが、
それが尊敬なのかどうか、わかりません。
どうすれば、「尊敬する人」に出会えるのでしょうか。
                 
(明治大学商学部 池田澄江さん)

───────────────────────────────

私自身、組合の体系が土建屋経営者の集まりで成り立っている関係上
同業種の経営者の方と会うことが非常に多いです。

たしかに、池田さんが感じるような
すごいと思える仲間と出会うことは多いです。

しかしそれが、尊敬かというとそうでもなかったりすることも事実。


もちろん自分の価値観とも関係しますが
私が、尊敬に値すると感じる経営者の方は

「生き様がぶれていない。」

というところでしょうか。
なんか抽象的かも知れないのですが
自論をしっかり持ってらっしゃって、その考えと行動が常に
伴っているそんな方を素敵だなといつも感じています。

そのためには、いろんな人と出会い
いろんな考え方を自分に一度入れてみてそこから
考えてみるのもすごくいいかもしれません。

2007年01月29日(月)更新

どっと混む福井

土建屋魂の活動を行っている私ですが
今年、もうひとつ大きな役をいただきました。

それが、福井県のインターネット通販研究会
どっと混む福井」の会長を務めさせていただくことになりました。
サイトはこちらからご覧ください

会員は、60名近くいまして
その中には、このブログでも登場する
三和めっき 清水さんも入会していただいております。

基本的には、ネット通販を行っている
経営者さらには、ウェブマスターの方を中心に
会の運営がなされております。

もちろん、ネット通販ということもあり
ほとんど業種業態が違う

いわゆる 異業種の集まりです。

土曜はその新年会&発足式でした。
今年の方針や活動内容をみっちりお話させていただき
後は、新年会の大盛り上がり。

その中での、皆さんのお話非常に面白いものがあります。

このブログの趣旨である
「経営者」という点でも

みなさん、いろんな経験をしてらっしゃるので
ひとり一人の経験が、ある意味 経営者という立場の方にとって
非常に参考になるお話ばかりでした。

はっとすることや
それは、思いつかないこと

など、いろいろさまざま。


そんな経験話だけでも 一冊の本になるくらい
内容の濃いものでした。

レベルの高いお話を聞く輪に入ると
本当に自分も同じような体験をしたかのようなハイテンション
さらにはモチベーションのアップになることを
この会を通じていつも感じることです。

2007年01月23日(火)更新

【明大生との毎週一問百答】馬場良さん

こんばんは。土建屋自主セミナーで
今日は、札幌の 土建屋魂LLP代表 北山です。

質問に対しての私なりの意見です。
<質問>────────────────────────────

 私はもうすぐ大学を卒業しますが、「学歴」や「学力」は
 実際のビジネスに結びつきますか。
 私自身は、結びつく例も、結びつかない例も見たことがあります。

                (明治大学文学部4年 馬場良さん)
────────────────────────────────

少し言葉は悪いでしょうが、私たち土木業は、どちらかといえば
学力、学歴は、職種にはそう関係がありません。

体力勝負という職種のひとつとも言われている
いわゆる「ガテン」系(死語??)

私自身は、まったく土木業に学力が必要でないか
というと、いまの公共事業 土木業には、管理業務という
仕事上 PCスキルもそうですが、必要不可欠ですね。

学問とか学歴とか学力よりも
「経験」が必要と考えます。

何かをやり遂げた経験
成功した経験
人との出会いを大切にした経験

そういった、学力以上の経験が
結構、ビジネスのヒントだったり
危機回避のきっかけになることが非常に多いです。

答えになっているかは、疑問ですが
あらゆる経験を体験することが、必要かと思われます
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会社概要

1)建設業に関するコンサルタント業務 2)建設業に関するイベント企画・運営 3)コンピュータのアプリケーションソフトウェアーの開発及び販売 4)今ぴゅ田のハードウェアの仕入れ及び販売の業務 5)インターネット用ホームページの作成業務

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個人プロフィール

福井県美浜町で土建屋を営んでいます。小さな土建屋ですが、全国の土建屋経営者を集めて「土建屋魂LLP]を立ち上げています。公共事業の工事数が少なくなってきている状況の中、どう生き延びていくか、どう生き残っていくかを毎日模索しております。

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